舵取機
広舵角ピストン式舵取機
現在、製造中止しています。
概念
片舷70度ずつの広舵角転舵が可能で
シリング舵の特性を発揮させる上で最適
- JH電磁弁制御式広舵角電動油圧操舵装置(JH式舵取機)は、片舷70度ずつの広舵角転舵が可能でシリング舵の特性を発揮させる上で最適です。
- シリング舵の要求トルクに合致した性能を有しています。
- JH式舵取機は、定容量ベーンポンプを使用し、油圧シリンダは復動ピストン型としています。
- 制御は、電磁弁制御方式を採用しており、構造が極めて簡単で取扱いが容易です。
- コンパクト設計で制御精度が高く、応答性が良く優れています。
- ジョイント部は、球面軸受けを採用しており、据付け誤差を吸収出来る構造になっています。
- 主要な船級協会に承認されています。
- 各種多様な船に採用され好評を博しています。
- 各種操舵装置や自動化システムにも、容易に接続でき効率良く作動します。
油圧回路
- ①油圧シリンダHydraulic Cylinder
- ②チラーTiller
- ③油圧ポンプHydraulic Pump
- ④電磁切換器Solenoid Operated Control Valve
- ⑤リリーフ弁Relief Valve
- ⑥パイロットチェック弁Pilot Operated Check Valve
- ⑦フィルタFilter
- ⑧止め弁Shut-off Valve
- ⑨油圧タンクOil Tank
全体組立図
- ①油圧シリンダHydraulic Cylinder
- ②ピストンロッドPiston Rod
- ③チラーTiller
- ④キーKey
- ⑤アンカーブラケットAnchoring Bracket
項目表
形式 | JH3 | JH7 | JH10 | JH12 | JH17 | JH22 | JH30 | ||
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トルク(舵角40度) | t-m | 3 | 7 | 10 | 12 | 17 | 22 | 30 | |
最大舵角 | 度 | 70°×2 | |||||||
転舵速度 | 秒 | 18/35°-30°(28/35°-30°) | |||||||
舵柄半径 | mm | 270 | 360 | 470 | 630 | ||||
ピストン径 | mm | 100 | 140 | 160 | 180 | ||||
ロッド径 | mm | 65 | 85 | 90 | 100 | ||||
定格油圧 | Kgf/cm2 | 170 | 160 | 168 | 148 | 168 | 188 | 168 | |
逃し弁油圧 | Kgf/cm2 | 220 | 200 | 210 | 185 | 210 | 235 | 210 | |
電動機 | 常用1台 | KW | 3.7 | 5.5 | 7.5 | 7.5 | 11 | 15 | 18.5 |
2台並列 | 2.2 | 2.2 | 3.7 | 3.7 | 5.5 | 7.5 | 11 | ||
全幅W | mm | 360 | 480 | 670 | 840 | ||||
全幅L | mm | 1255 | 1355 | 1590 | 1735 | 2040 | 2185 | 2700 |
- 【備考】
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- ※トルクは、舵角40度時の値を基準としています。
- ※30t-m以上のトルクもご相談に応じます。